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退屈な日常とか、虚像の世界とか

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遅くなりましたがポケ学の設定を(かなり大ざっぱに)考えてみました。
話の中でちょっと設定が変わったりするかもしれませんが、そこは大目に見てやって下さい。

サトシ
カントー学園高等部1年A組所属
中等部からエスカレーター進学
ポケモンとバトルが大好きで勉強が大嫌い
カスミと中3の夏に告白して付き合うが、高等部入学式にフラれる(理由不明)
天然で、よく無意識にタラシ的なことを言う
困っている人(ポケモン)は放っておけない性格で、そのせいで自分がけがをすることも

カスミ
カントー学園高等部1年B組所属
中等部からエスカレーター進学
水ポケモンをこよなく愛し、虫ポケモンが大の苦手
バトルの実力は相当なものだが、サトシに勝ったことは数えるほどしかない
学業優秀だが、料理は壊滅的
幼い頃に容姿端麗な姉たちとよく比べられたために、自分の容姿にコンプレックスを抱いている

ハルカ
カントー学園高等部1年A組所属
中学2年の時にカントー学園に編入、そしてエスカレーター進学
コンテスト科選択で、シュウをライバル視する
「~かも」が口癖で、食べることと恋愛話が好き

シュウ
カントー学園高等部1年B組所属
中学2年の時にカントー学園に編入、そしてエスカレーター進学
その容姿と紳士的な態度から女生徒から多く好意を寄せられる
学業優秀、コンテスト科を主席で卒業

ヒカリ
カントー学園高等部1年A組所属
高等部から学園に入学した外部生
コンテスト科選択
その容姿から男子からの人気が高い
「大丈夫!」が口癖で、実際何かあってもどうにかなることが多い

シンジ
カントー学園高等部1年B組所属
高等部から学園に入学した外部生
バトル科選択で、その実力はサトシに勝つほどのもの
無口で周りとの接触を嫌い、常に単独行動を行う
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高校入学から一週間。
なんとかクラス全員の顔と名前を覚えて、中学に比べたら少し早めの授業スピードに慣れた頃。

「なんかカスミ、愉しそうだね」

缶珈琲の飲み口から口を離したシュウが突然言った言葉に、私は箸を止め数回瞬きをした。
「え、そう?」
「うん。さっきから口元緩みっぱなし」
聞き返すとそう言い返してきたシュウに慌てて口元を引き締める。
するとシュウは横を向いて笑い、それを少し顔を赤くして睨みつける。
「で、なにか良いことあったの?」
私の睨みを受けてシュウはすぐに笑いを抑えて、そう聞いてきた。
「んー、今からあるの方が正しいわね」
「今から?」
シュウは私の言葉に疑問符を浮かべ、数秒思考した後、降参とばかりに肩の高さまで両手を上げた。
「選択授業」
「・・・・なんだ、そんなこと」
答えを聞いたシュウはつまらなさそうに言葉を吐き出すと、机の上から缶珈琲を持ち上げた。
その反応に少し苛立ちを感じ、缶珈琲が口に触れる直前、シュウの手からそれを奪い取る。
「そんなこと、じゃないわよ。外部生も混じっての初授業なんだから。どんな強い人が来てるか楽しみじゃない」
そう力説すると、シュウはぽかんとした表情をして、それからふっと笑うと、
「・・・確かにそれはあるかもね」
そう言って私の手から缶珈琲を取り返した。

 

「そういえば、カスミ」
「ん?」
それから数分後、黙って本を読んでいたシュウが思い出したように発した声に弁当を片付けながら疑問符を返す。
そして、

「サトシと何かあった?」

いつもと変わらない口調で言われた問いに手が止まった。
「・・・・なんで?」
「ここ一週間、君達が一緒にいるのを見てないから」
内心の動揺を悟られないように、声が震えそうになるのを必死に抑えて問い返せば、シュウは腕時計に目を落しながら答えを言った。
「で、何かあったの?」
そして私に真っ直ぐな視線を向け、再度同じ問いを口にした。
その視線に誰にも言ってないあの事を言ってしまおうかという想いが沸き上がってきて、

「喧嘩しただけよ」

結局口から出たのは、偽りの言葉だった。


「・・・あっそ」
数秒間、私の偽りを見透かす様にじっと私の目を見ていたシュウは、その視線から目を逸らさず見返す私に小さく息を吐き出した。
「全く君達は喧嘩し過ぎだよ」
そう言い呆れた様な視線を投げてくるシュウに笑いながらごめんと返せば、シュウはもう一度息を吐き出し席を立った。
疑問を含めた視線を向けるとシュウは腕時計を軽く指で叩き、時間とだけ言って缶珈琲を持ち、

「早く仲直りしなよ」

そう言って横を通り過ぎたシュウに心の中で返した言葉は、スピーカーから鳴り響いたひび割れた鐘の音に掻き消された。

 



+++++++
ちょっと話が進んだー・・・かな?
設定作るとか言ったけど、全然作ってません。忘れてました。寧ろ無くてもいいんじゃ(ry
脳内設定はちゃんとあるんだんけどなー・・・それを書けばいいだけなのに何故しない、私。
週末に模試があるんで、それが終わって且つ覚えてたら設定うpします。
今日、いやいや昨日は親睦遠足がありました。
行き先は最寄りの動物園。
まさかの、でした。まさか高校生にもなって動物園に遠足だなんて・・・・。
とまぁ、物凄く乗り気じゃなかったんですが、実際行ったら思いの外楽しかったです。
まあこれも友人達と一緒に回ったからだと思うんですが。

で、それはいいとして。
帰ってから、顔が超日焼けしていることに気づいて愕然としました。
まさかこの時期からこんなに焼けるなんて・・・・!!
いや、日焼け止め塗っていかなかったですけども!だってこんなに晴れると思わなかったんだもん!昨日までめっちゃ曇ってたし!!

今度からはしっかり日焼け対策しなければ・・・・。




と、そういえば。
気づいたらあと二週間ちょっとでサイトが二周年を迎えちゃったりします。
ってわけで、今年もリクエストを受け付けようかと思ったりなんたり。
もし何かあったら拍手からご一報下さいー。

学校という空間において、自分以外の教室へ行くことに強い抵抗感を感じるのは何故なのか。

眼前に聳えるドアを睨みつけながら、そんな疑問を自分に問いかける。
そしてドア横にある教室の名称を告げるプレートに目をやり、一つ深呼吸してドアの隙間に手をかけ、
「っ・・・・!」
ドアを開いた瞬間に向けられた数十の目に思わず腰が引けた。
しかしドアを開けたからには逃げ帰るわけにも行かず、まだ向けられている視線を気にしながらぎこちなく教室内を見回す。
「あ、」
そして窓側の席に見つけた目的の人物に安堵の息を吐き、意を決して教室を横切る。
「シュウっ」
机一つ分手前で名前を呼ぶとシュウは読んでいた本から視線を上げ、正面に立った俺を見上げた。
「なんだい、サトシ」
「あー、ちょっと頼みがあんだけど」
髪を掻きながらそう言ってシュウが視線で続きを促したのを受け、

「教科書貸してくださいっ!」

勢いよく頭を下げた。

 

「まだ使ってないのに貸すんだから、寝ないでくれよ?」
「あのなー、俺だって高校生だぜ?中学の時とは違うんだよ!」
馬鹿にした笑いプラス嫌みと共に渡されたた新品の教科書を掻っ攫うように受け取り、やや強めに言い返してその場を立ち去ろうと顔を上げ、


「・・・!!」


教室に満ちる喧騒と無縁かのように静かに廊下側の一番後ろの席に座る、見覚えのありすぎる男子生徒に目を見開いた。
「?サトシ、どう・・・」
「シュウ・・・・・あいつ、誰だ?」
視線をそのままに声を低くしてシュウに問いかけると、
「シンオウから来た外部生でシンジって名前」
少しの間の後、シュウは小さく平淡な声で答えが返してきた。
「・・・・シンジ・・・」
その名前を口の中で小さく呟き、不機嫌そうな表情で机の上で組んだ手元を睨むように見る男子生徒のデータを頭の中に刻み込んだ。





++++++++
ポケ学更新しますたー。
そして、ポケ学二桁突入ー!
これくらいの長さはとっても書きやすくていいですw

さて、主要キャラも出揃ったことだしそろそろキャラ設定でも作るか・・・。
今月中に上げられるように頑張ります!

「サトシ遅かったかも」
「うるせーな、混んでたんだよ」
教室に戻って早々、唇を尖らせて文句を言ってきたハルカの前に購買で買ってきたパンとジュースを落とし、隣の机に腰掛ける。
「つーか、俺学食って言わなかったか?」
「そうだったっけ?」
教室と購買の道程で思い出した、自分の発言とハルカの要求の微妙な違いを問いかけるとハルカは紙パックのジュースにストローを挿す手を止めて首を傾げた。
そしてハルカは暫く考える素振りを見せた後、
「まあ良いじゃない、こっちの方が安いんだし」
口角を上げてそう言うと、紙パックにストローを挿した。
そして挿したばかりのそれに口を付けて中身を吸い、
「それにヒカリが弁当だから」
机に置いた後、そう言った。

「ヒカリ?」
聞き覚えのない名前に思わず聞き返すと、ハルカは途端に怪訝そうな表情になった。
「シンオウからの新入生。自己紹介聞いてなかったの?」
呆れたように聞き返してきたハルカに沈黙を返し、その場から去ろうと机から立ち上がり。

「ハルカ、ごめんっ」

そう言いながら教室を横切ってくる見知らぬ女子に動きを止めた。
(可愛い子だな・・・)
近づいてくる彼女を見ながら頭の中にそんな思いが浮かび、ふと周りを見ると教室中の男子が彼女を見ていることに気づいた。
「ハルカごめんね!?待った!!?」
「ううん、私も今パンが来た所だから問題無いかも」
横まで来た彼女にハルカは笑いながら自分の前に置かれたパンを指差し、それを聞いた彼女は頬を緩めて微笑した。
(ああ、そうか、この子が・・・)
そのやり取りを見て、彼女がハルカの言っていたヒカリというクラスメートなのだということに思い至る。
濃い青みがかかった長い髪に同系色の瞳。
静かさがあるその色は鮮やかなあいつの色とは正反対で―――
「あの・・・」
不意に鼓膜を揺らした声に我に返ると、声の主であるヒカリが不思議そうな表情をして俺を見ていた。
「なに?」
「あ、えっと・・・サトシ君お昼は?学食?」
「いや。弁当だけど」
「ほんと!?それなら一緒に食べない?」
ヒカリのその言葉に、それまで彼女に向けられていた視線が一斉に殺気を伴って俺に向けられたのが分かった。
「良いのか?」
それらを無視して彼女ではなくハルカに聞き返すと、ハルカは驚いたように目を瞬かせた。
「別に構わないわよ、私は」
含みのある返答に眉を寄せるとハルカは俺の腕を引っ張り耳に口を近づけた。
そして、

「カスミは良いの?」

囁かれたその言葉に返そうとした言葉を音にする寸前で飲み込み、

「良いんだよ」


そう言って、ハルカの手を振り払った。


 

+++++++
ひっさしぶりの更新ですー。
昨日から学校始まったので、ちょっと書いてみました。テスト勉強の息抜きも兼ねて。
テストやばいですー。昨日も三科目あったんですけど、綺麗に忘れてました。汗
クラスの方は去年と同じ担任なのもあってか、去年の面子が多くて嬉しい限りでした。

サイトの方もテスト終わったら更新するようがんばりますっ!!

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