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退屈な日常とか、虚像の世界とか
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部屋の扉を開けるとアリスがソファに寝そべっていた。
「アリスー?」
足音を立てないように近付き、名前を呼ぶと
「すー」
返って来たのは当然というか、気持ち良さそうな寝息。
今日も食べ物の夢を見ているのか、幸せそうな顔をして口の端から涎が垂らしている。
ソファの前に座り、袖で涎を拭き取る。
「ねぇ、アリス」
小さな声で名前を紡ぎ、アリスの顔を見つめる。
頭に浮かぶのは、アリスの笑顔。
お日様みたいな。
暖かい笑顔。
ねぇ、アリス。
どうして、君はそんなに綺麗な笑顔で笑えるの?
君の笑顔は僕には眩しすぎたんだ
(その笑顔は好きだけど、)(やっぱりオレには眩しいや)
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