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退屈な日常とか、虚像の世界とか

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部屋に戻って一番に目についたのは、机の上でライトを点滅させる携帯だった。
机へと近づき携帯を手にとって、ベットに腰をかける。
どうせグリーンだろうと思いながら携帯を開き、新着メールを表示され。

『好きです』

短く書かれた文面に言葉を失った。
五秒後、強制終了していた思考を何とか呼び起こし、もう一度文面を読み返し、それが自分の読み間違えでないことを突きつけられ、恐る恐る差出人の欄へと視線をやり、

「・・・・・・・え?」

そこに並んだ予想もしなかった名前に息が止まった。

いやいや、ないない。これはきっと何かの間違いで、そうだこれは夢なんだ!そうだよ、夢だ!
だって、あいつがこんなメールをしてくるなんて・・・・・

ピピッ

「!?」

困惑する最中、メール受信を告げた携帯を思わず取り落としそうになり、慌ててしっかり握り直す。
そして、画面に表示される今見ていたものと同じ差出人の名前に生唾を飲み込み、汗ばむ手でメールを開き。

『なんて嘘に決まってるでしょ!!
  まさか本気にしたー?笑』

その文と最後についた爆笑する絵文字に最高潮まで達していた緊張が一瞬にして消え、それと同時に一気に体から力が抜け、崩れるようにベットへと仰向けに倒れ込んだ。
「んのバカ・・・」
赤くなった顔を誤魔化すように、きっと携帯の前で笑っているのだろうオレンジの名前を吐き出した。





-----------------------------
ギリセーフ!!(ふぅ
ゲームレカス(現代パロ?)です。
ゲームの影響でポケモン熱がやばいです。アニメもスペもゲームも擬人化(←)も全部バッチ来い!!
ゲームは現在、闇の探検隊を絶賛プレイ中です。
残すはダークライのみ・・・・!頑張ってきます!!
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脳裏でちらつくのは、真面目なあいつが授業をサボってでもしていたバトル。
真剣な、それでいて愉しそうな横顔。
見知らぬ男子生徒の手を引いて森の中に消えた背中。
愛の逃避行―――

「いや、違ぇし」

呟き、頭の中に浮かぶ記憶+αを消し去り、代わりに頭の中に流れ込んできた教師の声も頭の外へと追い出す。
頬杖をついて窓の外の穏やかな春の景色を目に映し、再び脳裏に浮かび上がって来た記憶に小さく舌打ちをする。

頭の中で無限ループを繰り返す同じ場面。
それに付け加えられる妄想。

―――くそっ」
「サトシ、荒れてるかもー」
苦々しく言葉を吐き出すと頭上から降って来たからかいを含んだ声に視線を上げ、机の横に立つハルカの姿を視認する。
「なんだよ」
不機嫌さを隠そうとしない俺にハルカは呆れたように肩を竦め、
「昼。奢ってくれるんでしょ?」
その言葉にいつの間にやら午前の授業が終わっていたことに気づき、そして昨日そんな約束をしたことを思い出す。
そしてその約束を忘れたフリをして破棄するという選択肢を相手があのハルカだと反論することで却下して、ズボンに財布が入っているのを確認して席を立つ。

「カレーパンとメロンパンと、あとオレンジジュースよろしくねー」
背中に受けた、そんなハルカの暢気な声に生返事をして、多くの生徒が溢れる廊下に続くドアを開けた。




+++++++
久しぶりにパソコンに触ることが出来ました!!
やっぱいいなー、パソコン。
パソコンが出来ないので、最近はゲームをやってます。
ポケモンダンジョンとポケモンレンジャー(共に中古)。
安かったので買ったのですが想像以上に面白くて買って以来一日中やってます。
このソフト二つでで春休み乗り越えられる気がする。

ドォン・・・ッ!!

「!?」

慌ただしく昇降口で靴に履きかえて外へと飛び出し、目的地に向かって走り出そうとした瞬間。正反対の方向から聞こえてきた爆発音に足を止めその方向を見ると、白い煙が上がっていた。
それを見て暫く迷った後、その方角に向かって走り出した。

 

 

ガサガサと草を踏み分け森の中に進むこと数分。
「わっ!?」
それまでとは違って極度にぬかるんだ地面に足を取られかけ、なんとか体勢を立て直し頭の中に疑問符を浮かべた時。

―――!!」

不意に進行方向から聞こえてきた声に顔を上げて、足元に注意を払いながらさっきよりも速く足を進め、

「スターミー、よけてっ!!」
視界が開けたと思った瞬間。
はっきりと耳に届いた聞き馴染んだ声に、そして後れて瞳が捕らえた目の前の光景に木の後ろに体を隠した。
そして息を潜めて木の陰から少しだけ顔を出すと、視線の先で繰り広げられるポケモンバトルを見つめた。
「スターミー、みずてっぽう!」
視界の右側にいるオレンジ色の髪をした少女―最高のライバルであり、そして昨日まで恋人だった幼なじみ―カスミの指示を受けて、彼女のポケモンであるスターミーが高速回転によって宙に飛んだ。
その直後。
それまでスターミーがいた場所の土を見たことのない、強いて言うならニューラに似たポケモンの鋭い爪が抉った。
そのポケモンから視線を左へ、カスミと対峙する紫色の髪をした目つきの悪い見知らぬ男子に移す。
「マニューラ、こおりのつぶて!」
「スターミー、こうそくスピン!!」
男子にマニューラと呼ばれたポケモンは氷の欠片をスターミーに向けて吹き出し、カスミの指示を受けたスターミーは己を回転させることでそれを弾き飛ばして同時にマニューラにその勢いのままぶつかった。
「スターミー、スピード・・・っ!!」
スターミーの体当たりによって後ろへと吹っ飛んだマニューラに向けてとどめの一撃を指示しようとしたカスミの声は、不意に俺の背後から聞こえてきた草を掻き分ける音と複数の大人の物と思われる声に途切れた。
(げっ・・・!教師かよ!!)
首を後ろに回して近づいてくる音に心中で苦々しく言葉を吐き出し、カスミ達に逃げるよう言おうと振り返り。

何言か言葉を交わした後、無理矢理な感じに男子の腕を引っ張って木々の向こうに姿を消したカスミの姿に喉の奥で言葉が消えた。


 

+++++++
やっと更新しましたー。
ポケ学は各話をなるべく短めにしようと思ってたんですが、なんか長くなった・・・・。
今のとこ、この話が最長かと。
にしてもバトルシーン難しい!奴の持ちポケ一切知らなかったのでググりました。
ついでに使用する技も。技の表現とか解かり難かったらすいません。

この頃土曜に更新できてないので、今週こそはちゃんと土曜日に更新させたいと思います。
またもや風邪を引いてしまいました。
あれ、私結構体強い方だと思ってたんだけどなあ・・・・。
高校生になってからの免疫力の落ち具合に危機感を覚え始めた今日この頃。
春休みはがっつり夜更かしする予定だったけど、生活改善しようか・・・・。


っていうか、ポケモン学パロうpできませんでした。
ちょこっとずつ書いてはいるんですが、バトルシーン入れたら携帯打つ手が止まる止まる。
でも明日には上げられたらいいなー。

今年も来ました!愛すべき京子ちゃんの誕生日!!!
しっかり準備しましたとも、昨日から!←
忘れかけてました。ごめんなさいいいいいいいいっっっ!!
でも、間に合って良かった・・・。
京子ちゃんおめでとう!!
これからも素敵な君でいて下さいっ!

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