Repeat:
退屈な日常とか、虚像の世界とか
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つう、と頬を伝った汗に頭を振る。
そして再びチャクラを込め直し、目の前に横たわるナルトの治療に集中する。
裂けた服に、幾つもの裂傷。
流れ出た血は乾いた土に吸われ、茶の土を微かに赤黒く染めている。
「ふぅ」
チャクラと、そして九尾の治癒力によって大きな傷が全て治ったのを確認してチャクラを込めるのを止め、小さく息を吐きだし、
「・・・・馬鹿」
そう呟いてナルトを見下ろす。
倒れた私を庇って敵の攻撃をまともに受けて、それでも敵を倒したナルト。
ナルトが本当なら食らわなかったはずの傷を負ったのは私のせいで。
力不足で足手まといだと痛感した。
ナルトが修行に出ていた間、師匠の元で医療忍術を習得して幾つもの任務を遂行した。
だから少しくらい成長したと思っていた。
実際、二年前のあの日、ナルトに泣きつくことしか出来なかった自分と比べたら遥かに成長した。
だけど、それもナルトに比べたら微々たるもので。
一体、何を自惚れていたのだと自己嫌悪に陥る。
「・・・・未だ駄目だ・・・」
呟き、唇を噛む。
もっと。もっと強くならないと。
そう強く心に誓って、ぎゅっとナルトの手を握った。
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リクエストで頂いていた「重傷のナルトを看護するサクラ」です。
看護、してます・・・・よね?
リクエストに添えたか分かりませんが、こんなので良かったら読んでやって下さい。
リクエストありがとうございましたv
今日は現役法大生の講話があったんですが、なんとその人が山口勝平さんの母校出身らしくて!
最前列で一人で勝手にテンション上げてました。
おかげで、七限目なのに一睡もしなかったですw←
あー、私の学校からも有名人でないかなあ・・・・。
ちなみに、私が通う高校の近くにある高校はなんと尾田っちの出身校だったりします。
羨ましいっ!!!