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退屈な日常とか、虚像の世界とか
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ホームルームと一限目の間の短い休み時間。
その開始を知らせるチャイムが鳴ってすぐ、俺はカスミに用事があると言うハルカに隣のB組まで強制連行された。
そして今、俺は開けた扉の隙間から中を覗くハルカの横で、壁に寄り掛かり不規則に鼓動する心臓を鎮めようとしていた。
「あれ?」
「なんだよ」
不意にハルカが上げた疑問符に努めて普段通りに聞こえるように声をかけると、
「カスミいないかも」
俺に視線を向けたハルカは、当惑した表情をしながらそう言った。
「は?そんなわけ」
「君達、何してるんだい?」
ハルカの言葉に言い返すよりも先に、かけられた声にそっちを向くといつの間にか扉の前にシュウが立っていた。
「なあ、カスミは?」
挨拶も無しにそう問いかけるとシュウの表情が若干曇り、その表情の変化に嫌な予感がして、
「ルリリを預けに行ったきり帰ってこないんだよ」
その言葉に焦りが体を支配した。
「・・・・ハルカ。俺、体調不良で保健室行ったって言っといてくれ」
「体調不良ねえ」
俺の言葉に口角を上げニヤついた笑いを作ったハルカに舌打ちしたいのを我慢する。
「・・・・学食一週間」
「分かったかも!」
俺の苦渋の決断に、ハルカはぐっと親指を立ててそれは嬉しそうに返事をしてきた。
(さらば財布の中身。)
心の中で呟き、しかしすぐに胸の中の軽い悲しみを振り払って、彼女が目指したはずの場所に向かって、廊下を走り出した。
+++++++
母がパソコン使い終わるのを待ってたらいつの間にか寝てしまっていて、起きたら日付変わってました。
畜生、昨日中に上げる予定だったのに。
まあ何はともあれ、学パロ更新しました。
あと二、三話で主要キャラ出せると思うので、全部出したらいい加減に大まかな設定をうpしようかと思います。
その開始を知らせるチャイムが鳴ってすぐ、俺はカスミに用事があると言うハルカに隣のB組まで強制連行された。
そして今、俺は開けた扉の隙間から中を覗くハルカの横で、壁に寄り掛かり不規則に鼓動する心臓を鎮めようとしていた。
「あれ?」
「なんだよ」
不意にハルカが上げた疑問符に努めて普段通りに聞こえるように声をかけると、
「カスミいないかも」
俺に視線を向けたハルカは、当惑した表情をしながらそう言った。
「は?そんなわけ」
「君達、何してるんだい?」
ハルカの言葉に言い返すよりも先に、かけられた声にそっちを向くといつの間にか扉の前にシュウが立っていた。
「なあ、カスミは?」
挨拶も無しにそう問いかけるとシュウの表情が若干曇り、その表情の変化に嫌な予感がして、
「ルリリを預けに行ったきり帰ってこないんだよ」
その言葉に焦りが体を支配した。
「・・・・ハルカ。俺、体調不良で保健室行ったって言っといてくれ」
「体調不良ねえ」
俺の言葉に口角を上げニヤついた笑いを作ったハルカに舌打ちしたいのを我慢する。
「・・・・学食一週間」
「分かったかも!」
俺の苦渋の決断に、ハルカはぐっと親指を立ててそれは嬉しそうに返事をしてきた。
(さらば財布の中身。)
心の中で呟き、しかしすぐに胸の中の軽い悲しみを振り払って、彼女が目指したはずの場所に向かって、廊下を走り出した。
+++++++
母がパソコン使い終わるのを待ってたらいつの間にか寝てしまっていて、起きたら日付変わってました。
畜生、昨日中に上げる予定だったのに。
まあ何はともあれ、学パロ更新しました。
あと二、三話で主要キャラ出せると思うので、全部出したらいい加減に大まかな設定をうpしようかと思います。
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