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退屈な日常とか、虚像の世界とか
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黄色い髪、青い目、お揃いの服。
君と僕の同じもの。
一心同体。
僕らに対する、家族の口癖。
何をするのも、一緒。
片方が何かしたら、連帯責任。
僕らは、まるで同じ存在。
でも、
「レン、どうしたの?私の顔に何か付いてる?」
「へ、あ・・・いや、別に何もない、けど」
リンの不思議そうな声に、瞬きを一回して、慌てて目を逸らす。
どうやら、僕はずっとリンの顔を見ていたみたい。
「けど?」
「何でもないって!」
歯切れの悪い僕の話し方に突っ込んでくるリンに、慌てて否定する。
僕らが、性別が違うとしても、本当に同じ存在だったんなら、
それなら、
僕はこんなに思い悩むこともなかったのかな。
「=」で繋がる関係
(僕らは「=」であって、違う存在)(だから、僕は君に恋をした)
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