Repeat:
退屈な日常とか、虚像の世界とか
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まさかの、2位以外全部ルカ。
っていうか、レベル高すぎ・・・・!
でも、他のが無くて、ちょっと寂しかったなぁ。
今日は、一応全ジャンルをupしました。
絵だけですが。
溜まっていたので。
明日は漢検です。
二級、頑張ってきます・・・・!
ちょ、滑舌良すぎです!
歌詞見ないで、全然おkなんて・・・・・!
レンに似てるーとか、言うコメもあったけど、やっぱり聞きまくってると全然違うことが分かりますよね。
英語の入った奴は聞いてないんけど、これからのうpに超期待!
私は、リン。
鏡に映る、私じゃない男の子に言う。
彼も何か言ってるみたいだけど、何も聞こえない。
君の名前は?
問いかけ、耳を澄ますが、聞こえるのは自分の呼吸の音だけ。
ねぇ、こっちにおいでよ。
言い、手を伸ばす。
けれど、手のひらに触れたのは、温かい君の手ではなく、
「あぁ・・・・・・そうだよね」
滑らかで、冷たい鏡。
君は鏡に映った虚像。
それは変えることのできない現実。
それでも、私はこの現実を変えたいと願っている。
鏡の中にある、虚像と現実
(この鏡を割ったら、君はこっちに来れる?)
暗い闇の中、隣にあった温もりが消えた。
待って、待って!
必死に温もりの断片を掴もうとする私の指をすり抜けて、温もりは闇に吸い込まれ、
『───────』
不意に、耳元で囁かれた言葉に振り返る。
「ツナ君・・・っ!」
叫びながら体を起こせば、視界に映ったのは自分の部屋。
閉め切っていないカーテンの隙間から、陽気な日差しが差し込んでいる。
そんな、いつもと同じ景色に何故かとても安堵し、
でも、
本当に、夢・・・・・・?
胸に残る嫌な感じが拭い切れない。
『ばいばい、京子ちゃん』
嫌に耳の奥に鮮明に残るツナ君の声に、両手で体を抱く。
どうして、体が震えてるんだろう。
夢を見た。愛する君が消える夢を
(私は、夢だと言い聞かせる)(それを否定する心を肯定しないために)
「・・・」
仰いだ空を、鳥が緩やかに翔んで行く。
・・・なんかムカツク。
この空と同じ色の瞳を思いだし、胸が高鳴る。
慌てて空から視線を下ろし、首を振る。
なんで。
動悸が治まらない胸を押さえ、深く呼吸をする。
『ナルトを思うと、おかしい』
二人きりになった時を見計らって、そう切り出した私に、
いのは意地悪く笑い、ヒナタは恥ずかしそうに笑い、綱手様は遠慮する事なく大声で笑った。
そして、その反応に首を傾げる私にまるで打ち合わせたように三人は言ったのだ。
『遅かったわね』
『遅かったね』
『遅かったな』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なにがだ。
問い詰めても、返ってくるのは(ヒナタでさえも)意味深な笑みだけで。
結局、今も分からない。
なんか、屈辱だ。
私が分からない問題があの三人(特に、いの)には分かっているなんて。
「サクラちゃんっ!」
「!」
名前を呼ぶ声に、治まりかけていた心拍数が再び跳ね上がった。
ゆっくりと視線を動かせば、あいつが手を振りながら、走って来ていた。
満面の笑顔を浮かべながら。
とくん、
そして、今日も私は答えの分からない、この胸に満ちる感情に頭を悩ませるのだった。
知識では解けない方程式
(なんで、名前を呼ばれるだけで嬉しいの)